各項目の概要

各項目の概要 ①
- 1日付範囲ボタン
- 月度ボタンを押して、日付範囲を指定出来ます。月度ボタンを複数個押して、日付範囲を指定出来ます。(例)1月度と6月度を押すと、範囲指定は1月度月初日~6月度月末日になります。通期ボタンを押すと今期の期首日~期末日が日付範囲に設定されます。
- 2日付範囲*
- 伝票を表示する時に使用します。ここで指定した日付範囲内の日付の伝票を呼び出します。*「設定画面」の 日付期間外の日付はエラーにする を設定すると、ここに入力した日付範囲外の日付を持つ伝票を登録することはできません。
- 3通期
- 伝票を表示する時に使用します。通期で日付範囲を選択します。
- 4決算(表示・修正押下前)
- 決算月(年度最終月度)の決算伝票を呼び出します。
- 4'決算(表示・修正押下後)
- 決算伝票を入力可能なモードに切り替えます。
- 5追加/修正可能(●)
- 伝票が追加/修正可能な状態であることを示します。
- 6表示
- 日付範囲内の伝票を表示します。
- 7検索
- 詳細な検索条件を使用して伝票を表示します。
- 8修正
- 伝票を修正モードで表示します。
- 9追加
- 仕訳を新規追加したい時に使用します。カーソルが空行に移動します。
- 10伝票日付順
- 表示伝票を日付順に並び替えます。
- 11表示順切替
- 伝票の表示順を切替えます。
- 12付箋▲▼
- 前後の付箋付きの伝票を表示します。
各項目の概要 ②
- 1付箋
- 伝票に付箋をつけます。
- 2日付*
- 伝票日付を入力します。
- 3伝票番号
- 伝票番号を表示します。
- 4勘定科目* (借方・貸方)
- 勘定科目を選択して入力します。F4キーで科目の一覧を表示します。
- 5補助科目 (借方・貸方)
- 補助科目有りの設定をしていて、勘定科目を入力した場合は必ず入力します。F4キーで補助科目を表示します。F6キーで新規補助科目を追加登録できます。
- 6部門 (借方・貸方)
- 部門管理をしていて、部門管理している科目を入力した場合は必ず入力します。F4キーで部門を表示します。
- 7取引先 (借方・貸方)
- 取引先管理をしている科目を入力した場合は取引先を入力します。取引先管理をしていない場合は、カーソルは取引先には移動しません。取引先の残高管理をしている場合は、必ず取引先をマスタの中から入力する必要があります。取引先管理をしていて、残高管理をしていない場合は、マスタの登録以外のものも入力が可能です。F4キーで取引先マスタから取引先を選択できます。F6キーで取引先マスタに取引先を追加登録できます。
- 8収支科目(借方・貸方)
- F7画面の収支マスタ登録で勘定科目と紐付け設定している収支科目が、勘定科目を入力時に連動し自動で表示されます。 F7画面の科目マスタ登録で新規に科目を登録した場合は、新規科目に対してF7画面の収支マスタ登録の設定を必要に応じて行います。
- 9適格
- チェックがある場合は適格事業者の税区分を表示、ない場合は免税事業者の税区分を表示します。
- 10税区分
- 税区分を設定している科目を入力した場合は税区分を入力します。F4キーで入力候補を表示します。
- 11金額*
- 貸借の金額を入力します。
- 12消費税
- 自動計算されて表示されます。変更したい場合は直接入力します。*外税のみ変更可
- 13摘要
- 摘要を入力します。直接入力するか、またはF4キーで選択して入力することもできます。*F6キーで摘要を追加登録することが可能です。
- 14収支
- 収支計算書に反映するかチェックボックスで設定をします。 初期設定では、反映するになっています。
- 15内部消去
- 内部消去の選択設定をします。空白(内部消去なし)、事間、拠間、サ間のいずれかを選択できます。初期設定は「空白」です。
各項目の概要 ③
- 1F1 ヘルプ
- ヘルプを表示します。
- 2F2 行挿入
- カーソルが存在する行に空行を挿入します。
- 3F3 行削除
- カーソルが存在する行を削除します。
- 4F4 参照
- 入力可能な選択候補の一覧をF4キーで表示します。
- 5F5 絞込み開始
-
絞込み専用の行が表示されます。絞込みの項目を入力することで、画面に表示されている伝票をより詳細に絞り込むことが出来ます。
「ANDで絞込み」を選択している場合、入力された絞込み条件を全て満たす伝票が絞り込まれます。
「ORで絞込み」を選択している場合、入力された絞込み条件を一つでも満たす伝票が絞り込まれます。 - 6F6 仕訳マスタ参照
- 伝票を登録する際に、仕訳マスタを参照して伝票を登録することが出来ます。
- 7F7 リセット
- 画面の表示内容をリセットします。
- 8F8 登録
- 表示されている内容で登録を行います。
- 9F9 合計残高試算表
- 「合計残高試算表(画面)」を表示します。
- 10F10 付箋
- 仕訳に付箋を付与/削除します。
- 11F11 印刷
- 印刷条件画面を表示します。
- 12F12 終了
- プログラムを終了します。
下記メニューは、※[Shift]キーを押すと表示されます。
- 13F2 コピー
- 文字、もしくは行をコピーします。
- 14F3 切り取り
- 文字、もしくは行を切取ります。
- 15F4 貼り付け
- コピー/切り取りされた文字、あるいは行を貼り付けます。
- 16F5 明細へ
- 明細行に移動します。
- 17F6 仕訳マスタ登録
- 仕訳マスタ登録に伝票を登録します。
- 18F8 削除
- 表示している伝票を削除します。
基本設定
社会福祉法人会計用の収支計算書に仕訳を反映させるために、導入時に以下の設定を行ってください。
貸借で異なる部門の入力を制限する
貸借の部門が異なる仕訳は、収支計算書に正しく反映されません。誤入力防止のため、以下の設定をお願します。
- F1画面の仕訳伝票入力(資金収支表示)をクリックします。
- 仕訳伝票入力画面の上部メニューの [設定]→[設定画面]→[貸借で異なる部門の入力を制限する]にチェック設定し、[OK]を押します。
- 貸借が異なる部門を入力すると、以下のアラートが表示されるようになります。
科目:資金諸口の作成
社会福祉法人会計では、初期設定で用意されている科目「諸口」以外に、新たに「資金諸口」の科目を作成し収支計算マスタ登録で集計対象科目として設定をしてください。
- F7画面の科目マスタ登録をクリックします。
- 科目ツリーの中から「その他固定資産」を選択し[表示]ボタンを押します。
- [複写]ボタンを押します。
- 科目が複写コピーされました。
-
複写した科目を変更します。
- 科目名称:資金諸口
- 略称:資金諸口
- 検索コード:任意の番号
- カナ検索:シキンショクチ
- ローマ字検索:SHIKINSH
- 消費税区分:空白
- 部門管理する:空白(なし)
- [登録]ボタン押し、[OK]を押します。
-
[下記科目を決算マスタに登録します。よろしいですか。]
とMSGが表示されます。
[OK]を押します。 - 「資金諸口」が新規登録されました。
- 新規登録した「資金諸口」を収支計算書マスタ登録で収支科目との紐付けを行います。
-
[表示]ボタンを押します。
プルダウンメニューから[資金]を選択します。 -
未設定科目欄から「資金諸口」を選択します。
集計対象科目に移動します。 -
「資金諸口」が集計対象科目に移動しました。
[登録]ボタンを押します。 -
[未設定の科目があります。登録してもよろしいでしょうか?]
とMSGが表示されます。
[OK]ボタンを押してください。 - 「資金諸口」が収支計算書マスタ登録に登録されました。
資金収支計算書に反映する条件
社会福祉法人会計用の収支計算書に反映する仕訳には、下記の3つの条件が必須となります。
資金収支計算書に反映する条件 ①
収支マスタ登録で集計対象科目として設定されている。
※新規に科目を追加した場合、収支計算書の集計対象の場合は、設定が必要となります。
資金収支計算書に反映する条件 ②
仕訳が資金科目と支出(収入)科目で、一対一で結び付けられている。
※支出科目/収入科目の仕訳は、収支計算書に反映しないので、注意してください。
NG 支出科目(○○○繰入金費用など) / 収入科目(○○○繰入金収益など)
OK
資金科目(現金預金、資金諸口など) / 収入科目(○○○繰入金収益など)
支出科目(○○○繰入金費用など) / 資金科目(現金預金、資金諸口など)
資金収支計算書に反映する条件 ③
仕訳伝票入力(資金収支表示)の収支チェックが入っている。
仕訳を登録する
新しく仕訳を登録する方法を説明します。
- 仕訳入力(資金収支表示)をクリックします。
- 仕訳入力(資金収支表示)の画面が表示されます。
-
①入力する伝票の月をクリックします。
②追加ボタンをクリックします。
- 日付を入力し、 [Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
- 伝票日付が表示され、借方科目欄に移動しました。
-
下記1~4のいずれかの操作で科目の選択候補が表示されます。科目を選択し[Enter]キーを押します。
- 数字を入力すると科目コード順の選択候補が表示されます。
- ローマ字入力すると、その文字から始まる科目の選択候補が表示さます。
- F4キーを押すと科目マスタ登録と同じ選択ツリーが表示されます。
- スペースキーを押すと科目の略称の名称順(JISコード順)で選択候補が表示されます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
この場合、借方科目の水道光熱費[事業]が補助科目管理しているので、補助科目欄に移動します。
収支科目欄には、科目入力と連動して[水道光熱費支出]が表示されました。
-
下記1~4のいずれかの操作から補助科目を選択し[Enter]キーを押します。
- 数字を入力すると補助コード順の選択候補が表示されます。
- ローマ字入力すると、補助科目マスタ登録のカナ順で選択候補が表示さます。
- スペースキーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
- F4キーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
- 部門欄に移動しました。
-
下記1~4のいずれかの操作から部門を選択し[Enter]キーを押します。
- 数字を入力すると補助コード順の選択候補が表示されます。
- ローマ字入力すると、部門マスタ登録のカナ順で選択候補が表示さます。
- スペースキーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
- F4キーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
貸方科目欄に移動しました。
-
貸方科目を入力します。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
貸方部門欄に移動しました。
下記1~4のいずれかの操作から部門を選択し[Enter]キーを押します。
- 数字を入力すると補助コード順の選択候補が表示されます。
- ローマ字入力すると、部門マスタ登録のカナ順で選択候補が表示さます。
- スペースキーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
- F4キーを押すと略称の名称順(JISコード順)選択候補が表示されます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
適格欄に移動しました。
- 適格事業者との取引は、チェックをあり。
- 免税事業者との取引は、チェックをなし。
と設定することで、右隣の税区分欄に、インボイスを判定した税区分候補が表示されます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
税区分欄に移動しました。
適切な税区分を入力します。
- スペースキーを押すと名称順(JISコード順)の選択候補が表示されます。
- 数字を入力すると、その数字のコードで始まる税区分の選択候補が表示されます。
- ローマ字入力すると、その文字の略称で始まる税区分の選択候補が表示さます。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
金額欄に移動しました。
-
金額を入力します。
[Enter]キーを押すと次の入力欄に移動します。
-
摘要に移動しました。
摘要入力欄は2ヶ所あります。 ①の欄は、選択候補から摘要を選択できます。 ②の欄は、自由入力ができます。
摘要を入力し[Enter]キーを押します。
-
収支計算書に反映するかの設定をします。
- 収支計算書に反映する場合は、チェックあり。
- 収支計算書に反映しない場合は、チェックなし。
収支計算書のチェック設定を選択し[Enter]キーを押します。
-
内部消去の設定をします。
- 空白(内部消去なし)
- 事間(事業間の内部消去)
- 拠間(拠点間の内部消去)
- サ間(サービス間の内部消去)
内部消去の設定を選択し[Enter]キーを押します。
この仕訳の場合、空白(内部消去なし)となります。
- 入力した伝票は画面①の枠に表示され、次の伝票(行)が入力できる状態になりました。
- 画面下の[F8 登録]ボタンもしくは、ファンクション[F8]キーを押します。
-
「登録してよろしいですか?」
のMSGが表示されます。
[OK]ボタンを押します。仕訳伝票が登録されました。
仕訳を修正する
登録済みの仕訳伝票を修正する方法を説明します。
-
①修正する伝票の月をクリックします。
②修正ボタンをクリックします
-
①仕訳の修正を行います。
②画面下の[F8 登録]ボタンもしくは、ファンクション[F8]キーを押します。
-
「登録してよろしいですか?」
のMSGが表示されます。
[OK]ボタンを押します。
修正した仕訳伝票が登録されました。
-
【補足】
[検索]ボタンから、より詳細な検索条件で検索を行うことができます。
仕訳を削除する
登録済みの仕訳を削除する方法を説明します。
-
①削除する伝票の月をクリックします。
②修正ボタンをクリックします
- 削除する伝票の行にカーソルを移動します。
- [F3 行削除]ボタンもしくは [F3]キーを押します。
-
カーソルのあった行(伝票)が
削除されました。画面下の[F8 登録]ボタンもしくは、ファンクション[F8]キーを押します。
-
「登録してよろしいですか?」
のMSGが表示されます。
[OK]ボタンを押します。
仕訳伝票が登録(削除)されました。